BLACK SABBATHをクビになったオジーは1979年よりソロアーティストとして再出発を果たすこととなりました。
アーティスト名は…“OZZY OSBOURNE”。
そしてリリースしたのが伝説の名作『BLIZZARD OF OZZ』…これまた運命の巡り合わせと言って良い、伝説のギタリスト・ランディ・ローズがギタリストとして大きな注目を集めるキッカケとなったのでした。
“捨て曲なし”と言って良い収録曲にインプットしたランディ・ローズのメロディセンスやギタープレイ、このままオジーのソロキャリアはランディという大切なパートナーに恵まれたことで、順風満帆と思いきや…1982年、ランディは飛行機事故により、若くしてその生涯を終えることとなったのでした。
オジーの半生はとにかく波瀾に満ちていて、それは運命のいたずらであるだけじゃなく、自ら招いた出来事もありました。
とにかくエキセントリックなステージパフォーマンスで人気を集めたオジー。
中でも有名なのが…ステージ上から生肉を投げ込むパフォーマンス。
常人では決して思いつかないパフォーマンス、さすがオジーといったところです。
そのパフォーマンスに呼応して、客席からも猫や鳩の死体のレプリカが投げ込まれるようになったそうで、それも徐々にエスカレートして…本物の死骸が投げ込まれるようになったそうです。
故に当時のオジーのステージは…生肉や血の臭い、それは腐敗したものも加わり、とんでもない悪臭を放っていたそうです。
個人的にはそんなステージを観に行きたいか、と尋ねられたら答は迷わず“NO”ですが…それだけオジー自体が半端ない影響力を持つ、カリスマ的なアーティストだったことは間違いありません。
2024年3月14日