そしてお笑いに対する興味に拍車がかかったのが…KTVで夜やっていた若手芸人によるネタ番組『爆笑BOOING』。
観覧のお客さんの前で確か3分とかのネタをやって、お客さんは審査員として面白いか面白くないかのジャッジをする、という番組。
面白くないというジャッジをした人が10人に達した時点でネタは強制終了、ネタが途中であってもその場を去らなければならないというとても過酷な企画です。
私も若手の頃、随分同じような趣旨のライブや番組に出演して来ましたが…これ、本当に鍛えられるというか、滑り出すと焦りが先に立ってしまうのでもうこうなるとどうしようもないんです。
で、そんな過酷な企画に現在大活躍中の芸人さんが多数出演されてました。
千原兄弟さん、海砂利水魚(現くりぃむしちゅー)さん、TKOさん、メッセンジャーさん、矢野・兵動さん、中川家さん、二丁拳銃さん、相馬ひろみ(現藤本芝裕)さんなどなど…今挙げた方々は年齢的に言えば同世代。
このような方々が活躍されるのを観て、私もお笑い芸人としての活動を志す決意をしたのでした。
これは私の勝手ですが…お笑い芸人というものが徐々に身近に感じられるようになったことが、その後の人生を決める大きな要因となりました。
高校の時、同じく同級生でお笑い芸人になりたいと口にするヤツが居たり、進路面談で担任の先生から「将来吉本行けば?」みたいな月並みなことを言われたり。
加えて大学在籍中に素人として出演していたKTVの『熱血ハイテンション』という番組で共演していた仲間に同い年のお笑い芸人さんが居たり、といったことも大きなポイントになりました。
結果私は大学卒業後、その同い年のお笑い芸人さんと共にお笑い芸人になるべく上京したのでした…今から約30年前の話になります。。。
2024年1月17日