“ハマるか否か?”についてですが、出会うタイミングというのが大きいと思います。
ヘヴィメタルに出会ったタイミングというのが、ヘヴィメタルというジャンルが確立されて以降今に至るまでの間で最も隆盛を極めた時期だったのは、非常に大きなポイントとなっていると思うのです。
もしこの時期にパンクのブームが続いていて、ヘヴィメタルにカテゴライズされるようなバンドの数自体が少なかったとしたら…そもそも出会わず仕舞いだった可能性もあるし、出会ったとしてももしかしたらハマらなかったかもしれません。
やはり数としての勢いがあることって大事なんじゃないかな、と思うのです。
そういう意味で言うと…私がお笑い芸人という仕事に興味を持つ切っ掛けは…ダウンタウンさん。
私が高校生の時、神戸出身の私が当時関西で爆発的な人気となっていたダウンタウンさんに興味を持つのは全く以て自然な流れでした。
ただここが周りの同級生と違う、という点が…〔自分もダウンタウンみたいな仕事をやりたい〕と思ってしまった点。
今でこそ、何とか喋る仕事で生計を立てられるようになったから良いようなものの…そもそも〔ダウンタウンみたいな〕なんて気持ちを持つのはとんでもない身の程知らずの極み、若気の至りというヤツでした。
当時、本当にダウンタウンさんが好き過ぎて…タイミングが部活を引退した時期というのも手伝って、学校が終わると直ぐに帰宅して、ダウンタウンさんがMCのMBS『四時ですよ~だ!』という生番組をかじりつくように観ていました!
その時出ていらっしゃったのが今田耕司さん、東野幸治さん、木村祐一さん、130Rのお二人といった方々。
まさにダウンタウンファミリーというべき後輩の方々が漏れなく面白くて、これがまた憧れの気持ちを強くする要因となったのです。
2024年1月16日