『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【木曽さんちゅうは“ぷちビッグダディ”】第2595回“お笑い芸人から考察するヘヴィメタルの属性について70・ヘヴィメタルと血は抗えないということ

オジーがソロに転向してからの奇行ばかり紹介しておりますが、実はこの類のエピソードはBLACK SABBATH時代からあって、例えば無免許で飛行機を運転したり、ホテルで花火をぶっ放したり。

 

自宅でも妻から飼っていたニワトリに餌をあげるように言われたのに、ショットガンでニワトリを撃ったらしい…それが“暗闇”だったかは定かじゃありませんが(“Shot In The Dark”より)。

 

オジー・オズボーンというアーティストはその後のヘヴィミュージックシーンの様々なアーティストに多大なる影響を与えた…その功績はあまりにも多大です。

そしてそのオジー・オズボーンのカリスマ性には音楽的な功績だけじゃなく、このような(決して褒められた話ではないのですが)狂気に満ちたエピソードの数々に因るところが大きいと思うのです。

 

人は自分に出来ないことをやってのけている人に敬意を抱くことがあります。

 

これってお笑いも同じで。

“袖視聴率”という言葉があります。

ライブなんかに出ていると、ネタをやっている時に舞台袖にやけに芸人が集まって、ステージ上の模様を食い入るように観ている、なんて光景を見かける時があります。

これって言い換えれば同業に注目されている存在で、例えばアンタッチャブルさんなんかは『M-1グランプリ』でチャンピオンになる前から“袖視聴率”が高かったし、その昔スープレックスというコンビ名で活動していた劇団ひとりさんもコンビ解散後、袖には多くの芸人が集まっていたものです。

これって芸人としてブレイクする前から、同業の評価が高かった訳で、今活躍している芸人さんの多くがこの“袖視聴率”の高さで既に村の中での評価が高かったのです。

一方、いつも受けてるのに、“袖視聴率”はちっとも高くない人も居て、不思議なもんですね。