またBON JOVIの話で言うと、マネージメントの理解も重要だと思うのです。
当時のBON JOVIをマネージメントしていたのがドック・マギー。
マネージメントしたバンドのラインナップがまた凄い…BON JOVI以外で言うと、KISS、MOTLEY CRUE、SCORPIONS、SKID ROW、GUNS ’N' ROSES、NIGHT RANGERなどなど、既に袂を分かっているバンドも居ますが、実に数多くの著名なバンドを手掛けてい来ている名物マネージャーなんです。
安い判断しか出来ないマネージャーだと、バンドの未来を案ずることが出来ず…目先の仕事だったり収益だったりに意識が向いてしまい、誤った判断をしてしまうことになりかねない。
私はBON JOVIともドック・マギーとも会ったことがないので、根っこの部分は分かりませんが…きっとその辺りのお互いの理解があってこその判断だったんじゃないかなぁ、と推論するのです。
その昔、アンガールズの田中君と話していて、なるほど、と納得させられたことがあります。
それは…「ウチはマネージャーと対等の関係なのがイーと思うんですよ」と話してて。
タレントが上過ぎると間違った方向に進んじゃうし、マネージャーが上過ぎるとやりたくないこととかがあってもNOと言えない環境になってしまう。
自分たちのダメなところがあれば指摘して貰った方が良いし、指摘し易い環境にしておかないと気付いても言えない風になったら良くないので、と話してました。
なるほど、ですねぇ。
個人的にはそのマネージャーとの関係に関して言うとストレスばかりで…一人で居ることのやり易さを覚えてしまった私としては、ぶっちゃけマネージャーさんは要らないと思ってしまっているのですが、それでも善き環境の一助になるのであれば、絶対に居た方が良いよなぁ、なんて思ったりもするのです。
2024年2月26日