その問題発言とは…冤罪に関して「疑われる奴の自業自得や!」というもの。
また同じく『久米宏のTVスクランブル』において、やすし師匠のコメント中にCMが入ってしまったことに立腹したやすし師匠がCM後に一言「今日は黙秘権」と発して以降、一言も喋らなかったり。
他にも共演者に暴言を吐いたり、観覧客に喋り掛けたり、放送禁止用語を連発したり、放送中にトイレに行ったりと問題行動を連発。
最終的なとどめとなったのは、飛行機に乗り遅れて生放送に穴を空け…このことが決定打となり、番組を降板させられることになりました。
これ、こと今の時代に置き換えてみたら…メチャメチャ優しい(厳しい言い方をするなら甘い)裁定だったと思うのです。
今の時代、上記のトラブルは全て自身からもたらされたものを考えたら…もし私のような立場の人間がこのようなトラブルを起こしたならば、即降板させられることは間違いのないところ。
勿論私はそのようなことは絶対やりません、お仕事を振って下さった方に対する恩義を考えれば問題外ですし、少しでも期待に応えるべくベストを尽くすのは当然のこと。
そして苦労してようやく恵まれたチャンスですから、自らが原因となってそのチャンスを逸するなんて絶対に避けたい。
そのような考えを「芸人なのに真面目」なんて片付けられるかもしれませんが…そりゃあ真面目ですよ。
“芸人”が“破天荒”であることが“個性”であり“魅力”であるという認識は既に今の時代にはそぐわない考え方になっているのです。
そしてもしかしたら…やすし師匠にとって、そのようなお仕事に恵まれていることは当然のことであって、1つ番組が終わっても幾らでも仕事に困ることはない、と考えていらっしゃったのかもしれません。。。
2024年3月25日