ベビーフェイスが活躍すると会場は盛り上がります♪
ただ大事なのはベビーフェイスが活躍するに辺り、必要不可欠なのは“ベイビーフェイスが活躍する環境があること”。
つまり悪役がベビーフェイスの活躍の場を作るべく、場を乱せば乱す程…ベイビーフェイスの活躍が際立つのです!
平穏無事な空間にベビーフェイスは必要ないのです。
目立つ人の陰には目立たせる人が居る。
これはお笑いにおいてもプロレスにおいても、そしてバンドにおいても同じことが言えるんです。
目立つ人に評価が集まりがちだし、確かに選ばれし、元々恵まれた人のみが担える役回りである場合もあるんですが、それだけでは賄えないことでもあると思うんです。
そう思ってみると…バンドにおいて“目立つ人”と聞かれると、著名なバンド程メンバーが明確である場合が多い。
THE BEATLESであればジョン・レノンとポール・マッカートニー、THE ROLLING STONESであればミック・ジャガーとキース・リチャーズ、LED ZEPPELINであればロバート・プラントとジミー・ペイジ。
私の趣味に近いところだと…KISSならポール・スタンレーとジーン・シモンズ、AEROSMITHならスティーブン・タイラーとジョー・ペリー、BON JOVIならジョン・ボン・ジョヴィとリッチー・サンボラ(抜けちゃいましたけど)などなど。
勿論、この定説に当てはまらないパターンもありますが、やはりこの“出る人”と“引く人”のバランスってバンドに於いて重要なポイントなんじゃないかな、と思うのです。
で、これが“スーパーバンド”みたいな言われ方をするような組合せになると、やはりぶつかっちゃうんだろうねぇ…実に繊細だな、と思うのです。
2024年2月14日