そして、当時のもう1つの入手方法がカセットテープ。
これには様々なルートがあって、まずは友達の持っているカセットテープを借りて、カセットテープ→カセットテープへと音楽データを移す“ダビング”という作業を経て入手するパターン。
今でいうところの“コピペ”的な感じで自分の音楽のライブラリを増やすのです♪
あれ?
これってよくよく考えれば違法なのかな?
今は当然ですからそんなことはしません、どうかお許しを。。。
まだバイトも出来ず、なけなしのお小遣いを使っていた先は…レンタルレコード店。
入会金を300円とか払って、一泊二日で300円。
いわゆるTSUTAYAとかのはしりですよね、家から自転車で15分くらいのところにあるレンタル店でレコードを借りて来て、ドキドキ胸を躍らせながら試聴&録音。
レコードですからA面→B面の過程がまた興奮を増幅させるし、レコードプレーヤーにレコードを置く→レコードを回す→レコード針を静かに置く→“ぽつ”“ぽつ”と響く小さなノイズ…この過程もまた音源への期待値を少しずつ上げて行く演出となってたりして。
私が通っていたレンタルレコード店は、今思えばかなりメタル寄りなお店だったように思います。
まだ正解的なブレイクを果たす前のMETALLICAの2ndアルバム『RIDE THE LIGHTNING』が置いてあったり、ギターがイングヴェイ・マルムスティーン、ヴォーカルにはロン・キールと、その後世界的な活躍をするアーティストが在籍した伝説のバンドSTEELER唯一のアルバムが置いてあったり。
このお店の存在によって私のヘヴィメタルに対する探究心はますます増幅して行ったことは否定できません。。。
2024 年1月11日