『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【木曽さんちゅうは“ぷちビッグダディ”】第2465回『師匠と私』第五章“円熟期から”④一門という文化

私はWコロンというコンビで活動していた時期、“W一門”というしばりに入っておりました。

 

この“一門”というのは、演芸場をベースとした芸人さんや落語家さんの中で残る制度です。

落語家さんで言えば“林家”“三遊亭”“春風亭”“立川”“古今亭”などなど、これを“亭号”と呼ぶそうなんですが、、、今でも制度として残っている“師匠”と“弟子”という関係性で、弟子入りした者は、基本的に師匠の“亭号”を苗字の如くつける慣習があるのです。

落語家さんの中では今でも完全に定着している制度ですが、こと漫才協会に於ける“師弟制度”は少しずつ形骸化していっているのが事実で。

Wコロンの“W”というのは、その始祖にあたる方々がWけんじという、昭和の時代…私がまだ生まれる前の時代に一世を風靡した大看板の漫才師から始まった一族(?)です。

これは余談ですが…私がWコロンを結成した時、コンビ名として拘ったのがこの“W”の冠。

当時、若手ライブの中でのイメージは…“演芸場=古い、面倒臭い、ダサい、売れない”みたいなネガティブなイメージばかりで。

普通なら“W”の名前をつけたり、演芸色はむしろ薄める方向にするんでしょうけど、むしろそこを「絶対に付けるべき」と進言したのは私の方でした。

むしろ個性にすべきだと思ったんですよねぇ、当時若手ライブと漫才協会を積極的に掛け持ちしていたのは他だとナイツしか居ませんでしたからね、、、今ではすっかりポピュラーになりましたが。。。

 

解散のご報告をした話を紹介しましたが、実はまず最初にご報告したのはWモアモア師匠でした。

 

その理由は…そう、“W一門”だから。

 

色々お小言を頂いたり、励まして頂いたり…それも私が“W”に身を置いていた時期があった部分も大きいんじゃないかと思うのです。

 

2023年11月7日