その『タイタンライブ』のアプローチはとは…映画館での生上映。
タイトルを『タイタンシネマライブ』と言いまして、全国24か所のTOHOシネマズで生中継されるのです。
私自身何度も出させて頂いたことのあるライブなんですが、何よりプレミア度の高いコンテンツが…主役である爆笑問題さんの漫才。
何かと規制の多いテレビでは決して披露出来ないネタの数々…これが溜まらない!
東京以外にお住まいの方で現地観覧が叶わない方的には、こんなに有難い企画はないんじゃないでしょうか??
…で、これって、ある意味…コロナ禍により新しく始まった“配信”という形の先駆けだったんだなぁ、と思うのです。
お笑いにおける配信が大きく注目を集めるキッカケとなったライブがあります。
マヂカルラブリーが2020年に『M-1グランプリ』優勝直後の2021年の元旦に開催した『マヂカルラブリーno寄席』。
コロナ禍真っ只中で開催された、無観客ライブの出演メンバーはマヂカルラブリーの他に、永野、ザ・ギース、モダンタイムズ、ランジャタイ、脳みそ夫の計6組。
ランジャタイなんかは知名度もありますが…当時はまだそこまでの存在じゃなかったし、他のラインナップも…どうだろう、永野くんはバラエティーで活躍中だったと思いますが、他はザ・ギースがキングオブコントで決勝進出したりはありますが、そこまで超強力ってラインナップではないんじゃないかなぁ。
そんな顔触れで開催された無観客お笑いライブが実は大バズりして話題になったんです。
無観客ライブですから来場客による収入はゼロ。
ところがこの配信ライブのチケットが売れに売れて…販売枚数は17483枚!
チケットの値段が税込み960円ですから…まぁ、計算してみて下さい♪
この配信ライブはお笑い業界において、大きな転機となる出来事となったんじゃないかな、と思うのです。
2024年2月29日