ヘヴィメタル・ハードロックの世界に限らず、アイドルやポップスなど、全てのコンサート事業、格闘技やプロレスなどの興行、その他全てのイベントに於いて、最も収益があげられるコンテンツは“物販関係”なんだそうです。
確かに…大きなコンサートが開催されるタイミングで偶然東京ドームを通りがかったことが何度かありますが…会場の周りに設営された仮設テントの周りに群がる人、人、人。
会場が大きくなればなるほどチケット収入は莫大、バカに出来ない額の収益になる。
ところがよくよく考えてみると…その何倍もの額を物販収益であげているというのは当たり前の事実。
だって、集客数×物販の売上高と考えれば…チケット収入なんてその何分の1かになるのは容易に想像出来る。
この物販に関して言うと、お笑い関連はかなりの遅れをとっているように思います。
そもそも“お笑い”というコンテンツは、大きな会場には不向き。
大きくなればなるほど“お笑い”というものとの親和性が薄まってしまうのです。
ところがその辺りを打開するアプローチが色々あって…思わず頷かされることも多々あるのです。
私がコンビ時代お世話になっていた、爆笑問題さんが所属する事務所タイタンさんが主催するお笑いライブ『タイタンライブ』。
関東のお笑いライブの中でも最もレベルが高いと言われるライブで、特にアノ爆笑問題さんが新ネタをおろすライブということで、毎回チケットは争奪戦。
2か月に1回開催するライブは毎回即完ソールドアウトなんだそうです。
会場は銀座にある時事通信ホール。
キャパは300人くらいだろうか…お笑いとしてはちょうど良いサイズですが、コンサートなどと比べると大きいと言えないサイズ。
そんな『タイタンライブ』が…10年前くらいから始めているライブの鑑賞方法があるのです。
2024年2月28日