当時1983年の頃は…折しもアメリカでミュージックビデオが大ブームとなっていた時期でした。
現在も形を変えて残っている“MTV”という音楽専門チャンネルがあって、日本でも小林克也さんなんかが深夜番組で全米ヒットチャートを紹介する番組をやっていらっしゃって、そんな番組を眠い目をこすりながら観ておりました♪
そもそも小学生まではそんなに音楽と密接ではありませんでした。
当時人気番組だった、黒柳徹子さんと久米宏さんが司会の番組「ザ・ベストテン」や『ザ・トップテン』といった番組を観て、たまにシングルのレコードを買って貰う程度。
殊更それ以上掘り下げる感じもありませんでした。
中学生になると、少しずつ大人への憧れなんかも芽生えて来て、そんな時期になると日本ではなく、海外の音楽(いわゆる洋楽)を聴きだす同級生がちらほら現れます。
そんな同級生に教えて貰った洋楽のアーティストのアルバムをテープに録ったものを借りてダビング、お気に入りのアーティストのカセットテープを何度も何度も聴き返す、そんな感じで少しずつ音楽への興味が高まって行きました。
当時の洋楽で言うと…MICHAEL JACKSON、CULTURE CLUB、DURAN DURAN、CYNDI LAUPER、THE CARS、、、などなど、枚挙に暇がないくらい、沢山のアーティストを聴いておりました♪
そんな中に入っていたアーティストが…VAN HALEN。
アルバムは『1984』。
そう、大ヒット曲“Jump”が収録されたアルバムです♪
当時このVAN HALENの『1984』を聴いた感想は…〔カッコいー曲もあるけど…〕でした。
“Jump”は一発で良いと思ったし、他にも何曲が気に入った曲はありましたが(それが多分“PANAMA”とか“HOT FOR TEACHER”だったと思うのですが)…他の曲はアメリカンな感じとデイヴ・リー・ロスの歌い方がメロディーを歌い上げるようなスタイルではなかったので…当時は没入出来なかったんじゃないかと思います。
今では『1984』もデイヴ・リー・ロスも、また遡ってのアルバムも全部大好きなので…当時の私には少々大人過ぎたんでしょうねぇ。。。