こいる師匠が亡くなってしばし。
TBSラジオに『らんまんラジオ寄席』という演芸番組があります。
私もWコロンの時代に何度も出して頂いたことがある番組ですが…その『らんまんラジオ寄席』にて、昭和こいる師匠の追悼企画がありました。
赤荻歩アナウンサーの進行で、ゲストに青空球児師匠とこぼん師匠。
この人選はこいる師匠のことを知る者からしたら、これ以上ないお二人。
合間合間で『らんまん寄席』に出演された時の昭和のいる・こいるの漫才を挟みながら…こいる師匠の想い出を振り返る構成。
末席ながらこいる師匠を知る者としては、知ってる話、知らない話、全てが楽しい♪
そんな中で…こぼん師匠が私の話をして下さったのです!
こいる師匠が漫才が出来ることを心から喜んでくれてたこと、そして私側から見てこいる師匠と漫才が出来ることは計り知れない学びになったであろう、ということ。
その話の全てが私には脚色なく語って下さったと、私は思いました。
これには泣かされました…それは決して悲しいものではなく、感謝、喜び、そして改めてこいる師匠にお声掛けしたことが間違いじゃなかったという安堵。
自分の取る行動というのは自分では正しいと思っていても、実際のところそれが正しいかどうかは人の評価によって確信になることがあります。
そういう意味では…私がそこに居ないラジオのスタジオで、こいる師匠と私の話をして下さったことは私にとってとてつもなく尊い出来事となりました。
そしてこのラジオ番組を試聴した出来たことは…言わばお通夜や告別式が終わった後、参列した人たちで個人を偲ぶあのひと時のように感じました。
この弔いのひと時を作ってくれたTBSラジオさんに心から感謝いたします。
そしてこのラジオの企画があることを教えて下さった金谷ヒデユキさんにも、勿論その話を披露して下さったこぼん師匠、そして球児師匠にも…本当に感謝しかありません。
少しだけ気持ちが軽くなったような気がしています。。。
2023年09月19日