お笑いを辞められない芸人。
「貴方のことですか?」と言われれば、そうかもしれません。
ただ、現在の私はパラレルワーク状態でして、お笑い純度100%の仕事はほぼしていない状況。
とは言いながらも、やってる仕事は全てお笑い芸人として培って来た“喋る”仕事なので…自分としてはここまでを活かした仕事が出来てるんじゃないかと思う訳です。
故にずばりその通りとも言えない感じもするのですが…ともかく何で辞めないのか?自分自身も含め、ちょっと考えてみました。
芸人になりたいと思う動機は概ね小学校だったり、中学校だったり、高校だったり。
そのキッカケは大きく2つあるんじゃないかと思うのですが…1つはテレビで観て憧れるか、もう1つは学校生活や友達との関わりの中で、自分から発信したことで周りが笑って貰えたことによる多幸感、そしてもう1つは歳を重ねる毎に大きくなる自己承認欲求。
最後の1つに関して言うと…その自己承認欲求の満たし方は人それぞれで、運動だったり、勉強だったり、他にも色々あると思う。
自己承認欲求をお笑いで満たそうとして、結果お笑い芸人を目指すという、人生のボタンの掛け違いが始まるのです。
いざお笑い芸人の世界に飛び込みますとね、そこには全国各地、各校のお笑いの猛者たちが集まっているのです。
そこでまずは最初の壁にぶつかり、挫折を味わうのです、、、大体の人はこの最初の挫折で自らの才能を知り、お笑いの世界から足を洗うのですが(1年で10分の1くらいに減ってしまうんじゃないかな)…当然その10分の1は続けることになる訳です。
本当に才能のある人、才能があると信じている人、自分で自分の才能が分からない人、自分の才能がないと分かっていながら“お笑い”が好きで続けたい人…その拠り所は色々。
2024年3月7日