その嬉しいお話とは…この2回目の『ザイマン演芸会』を観にいらしてた方から営業を頂いたのです!
年明けて直ぐに連絡を頂きまして…ポンポンポンっと3本も!
3月に1本、4月に2本、これは嬉しかったですねぇ(^^)
お話を頂く度こいる師匠も喜んで下さって、そして私もその勢いのままに…3回目の『ザイマン演芸会』も会場を押さえてしまいました!
日程は…2020年8月9日。
もうイケイケであれこれ進めていた矢先の…いまだかつてない、世界中を震撼とさせたパンデミックの発生。
そうです、新型コロナウイルスです。
2回目の『ザイマン演芸会』が終わって翌年、2020年の1月末辺りから少しずつ不穏な空気が漂い出して、もうその年の春には世界中がコロナ地獄に叩き落された感じで。
演芸に与えた影響は計り知れず、結局3本の営業も直ぐにキャンセル。
1本は敬老会の余興だったので、直ぐに中止の連絡が届きました。
とにかく“生”と“死”を前にすると、演芸なんて鼻息で吹き飛んでしまう程、いとも簡単に無くなってしまうものなんです。
次々中止となったお仕事について、その度電話でご報告をしたんですが…こいる師匠は「まぁ、そうだよね、しょうがないよ」と直ぐに納得して下さいました。
そしてその後、出された緊急事態宣言。
これは私のような芸人の末席に居るものに出来ることは何もなく…ただただコロナの風が止むのを待つしかありませんでした。
そして徐々に私の中にある不安が大きくなっていったのが…3回目の『ザイマン演芸会』を開催すべきか否か??
4月上旬に出された緊急事態宣言は5月末で解除となった訳ですが、御存知の通りこれが完全収束となった訳ではなく…予断を許さない状況が続いておりました。
どなたかが催したイベントに御呼ばれするのとは訳が違う訳です。
主催は私、木曽さんちゅう。
もし万が一のこと(クラスターの発生など)が起こってしまったら…沢山の方々にご迷惑を掛けてしまうことになる訳ですし、何よりお客様や出演者に感染させてしまうようなことがあったら…謝れば済むような話ではないのです。
開催すべきか否か。
私はとにかく悩みました。。。
2023年08月18日