音響効果・住吉昇です。
「生さだ」@網走。帰りの日(放送した日)「三色丼」を頂きました。カニ・いくら・ホタテの三色でした。どれが美味しいのではなく三位一体とはこの事ですね。
結婚式の定番ソングを考えるをテーマに
前半として「お客様の入場の音楽」から「お色直しの退場(中座)」までを考えてきましたが、如何でしたでしょうか。
様々な音楽がその音楽のジャンルを超えて、披露宴という場で使える、または使ってみたいと思える音楽が多くあったと思います。
どの曲をチョイスするのかは自由ですが、流れを考えシーンごとに粉切れにならないよう、全体の流れを考えることが必要です。
という事が前回まとめでした。
さて後半は「お色直し再登場」からいきたいと思います。
本日のメニュー
お色直し再入場
お色直しを終えた二人「新郎新婦」が再入場してきます。照明を落としてドラマティックに演出するのか、明るいまま個性的な入場にするのかは新郎新婦の考え方ひとつで決まります。
更に登場方法(演出)によって選曲は変わります。洋装なのか和装なのかでも選曲は変わります。印象的なシーンをつり上げましょう。
【洋装の時は】
大人のバラード曲といったイメージです。
西島隆弘(AAA) 「花cherie」
明るく入場したい方必見!
ゆず 「タッタ」
こちらは大人のムードとでも言いましょうか。
Celine Dion & Peabo Bryson 「Beauty And The Beast 」
【和装の時は】
中島みゆきさんが友人の結婚を祝して作った曲だと聞きました。色々なアーティストがカバーしていますが、本人の歌声の世界観が、和装に合うのではないかと考えました。
中島みゆき 「糸」
のどかな田園風景の中で、家族や親戚の絆を描いた清雅ですが、壮大で力強いこの曲に、二人の未来を重ねてみました。
映画「サマーウォーズ」オリジナルサウンドトラックより
全体に和のテイストが感じられる曲です。特に「さくら」が日本を代表する和テイストですよね。
ゆず 「桜会」
テーブルラウンド
新郎新婦が招待したお客様のテーブルを回るサービスのことで、お色直しの再入場から引き続き行われることが多いと言います。テーブルを回りながらキャンドルを付けるのがキャンドルサービス。お菓子を配りながらテーブルを回ったり、ビールなどの飲み物を注いで回ったりと様々なサービスがあると聞きます。
どのようなテーブルサービスなのかを見極めて、厳かで落ちすいた雰囲気の音楽にするのか、明るくてPOPか音楽にするのかを新郎新婦と相談して聴けることが良いでしょう。
原曲は、ジョージベンソンの「変わらぬ思い」という曲です。オリジナルも良いのですが、ボーカル・グループのハーモニーが輝いて光ってるって感じです。
Westlife 「Nothing's Gonna Change My Love For You」
2009年のロックバラードです。ハーモニーが魅力のBackstreet Boysですが、より力強くドラマチックに仕上がっていると思います。いつも振り回されているこの男性は、彼女の笑顔の魅力には叶わなかったのでしょう。
Backstreet Boys 「Helpless When She Smiles」
説明はいらないと思います。ET-KINGがまっすぐにウエディング・ソングと向き合って作っ曲だと思います。
ET-KING 「寿」
両親への手紙朗読
披露宴後半のクライマックスになります。新郎が新婦が両親に感謝を伝える大事なシーンです。盛り上げちゃいましょう。
泣かせることが大前提になります。ジワーと涙かにじんで目頭かあつくなってくると最高ですね。 あくまでも手紙を読むことがメインになります。読みながら泣いてしまって声が詰まったり、どんどん声が小さくなって言ったりと、人間性がでるシーンです。決して邪魔にならない音楽を選曲してください。インストルメンタルやバラードの音楽が中心になってくると思います。
お父さん、お母さん世代別には超有名な音楽です。そのカーペンターズのオルゴールバージョンがノスタルジックでほっこりする音楽になっています。
カーペンターズ 「イエスタデイ・ワンス・モア」オルゴール
透明感のあるヴォーカルとピアノのバラード曲。
Uru 「しあわせの詩」
NHK「みんなのうた」でとても感動しました。
吉田山田 「日々」
ドラマ「パパとママが生きる理由」のテーマ曲になっていました。
miwa 「月食 ~winter moon~」
花束・記念品贈呈
両親への手紙の後につながることの多い「花束・記念品贈呈」のシーンです。こちらも両親に感謝を込めて花束・記念品を渡します。
注意点として、寸前の「両親への手紙」の音楽とは違う音楽をセレクトしなければならないという事です。積み重ねるにしても、寸前で男性Voをの音楽を使ったら女性Voの音楽に変えるなどの考慮か必要です。違うシーンなのですから。
さだまさしさんの大ファンでもある半崎美子さんの泣けるバラードです。
半崎美子 「明日へ向かう人」
母をテーマにしたコブクロの「蕾」のオルゴールバージョンです。
コブクロ 「蕾」オルゴールバージョン
朝ドラの「ゲゲゲの女房」で、いきものがかりの原曲が主題歌となりました。幅広い世代に人気があります。
いきものがかり 「ありがとう」オルゴールバージョン
新郎新婦退場
二人を祝福するポジティブな音楽が良いと思います。門出を象徴する感じがでると良いですね。
ケツメイシ 「君とつくる未来」
Mr.Children 「365日」
まとめ
今回は結婚式、特に披露宴をシーン別に音楽を紹介してきましたが如何でしたでしょうか。調べてばもっと多くの音楽が見つかると思いますが、その音楽をチョイスして使うことを考えて下さい。メリハリが大事なのです。
二人の門出を祝福する選曲です。楽しいことはより楽しく、泣かせたいシーンがあったら真剣に考えて、とことん考えてギャグにならないように演出して下さい。一生心に残る思い出を考えて下さい。
たくさんの引き出しを持っておくこと、そして様々なジャンルの音楽の聴いて自分の中にストックしておくことが大事がと思います。
もしよろしければ皆さんのご意見、ご感想を募集したいと思います。締め切りはありません。
・結婚式、披露宴で思いついたこと
・自分の結婚式(披露宴)は、こうだった。もしくはこうしたい。
・こんな音楽は有り、無し。
・こんな祝福のされ方はやだ 等
どしどしご意見を下さい。勿論匿名OKです。お待ちしています。
しつこいようですが、締め切りはありません。
このブログで発表したいと思っています。
最後までお付き合いくださいまして有難う御座います。
本日はここまでとさせて頂きます。
次回も乞うご期待!
一緒に「今日も元気」にそして「あしたの元気」に繋げましょう!
音響効果・住吉