私が生業として来たお笑いとヘヴィメタルには共通点があるという、結構強引な設定で色々綴って来た訳ですが、改めて色々綴って来ると実際共通点が幾つもあることが分かりました。
目指す生業で生計を立てるのはごくごく一部の人だけであること。
調子のよい時もあれば、中々浮上出来ない時もある。
ブームが生まれると、そのフォロワーが登場する。
しかしながら、フォロワーはあくまでフォロワーでしかなくて、結果勝つのはオリジネーターである。
ただただ闇雲に頑張るだけじゃなく、世に打って出るための作戦を練ることで曲面は大きく変わること。
持って生まれた恵まれた才能がある人が居る。
しかしながらその才能があるだけじゃなく、考えること、努力することも必要。
狙っているんじゃなく、自然体として狂気や常識外れな行動が出来る人こそが本物だ。
しかしながら昔と今は違って来てて、その非常識が供用されない時代になってしまった。
そう、2つのジャンルは時代を経て同じく変化を遂げて来ているんんですよね。
その変化の現況は…インターネットであると。
昔は舞台に出ている先輩や同じキャリア、はたまた後輩の漫才を舞台袖で噛り付いて見たものです。
そこから何かしら見つけるものや盗めるものがあり(パクリではありません)、それを自分の中に落とし込み、自分たちらしさを作り上げる…これまた音楽の世界も同じなんじゃないかと思うのです。
それが今では…養成所があって、YouTubeがあって、舞台袖に噛り付かなくても色々勉強する術が増えて来ている。
今でも原始的な学び方はあると思いますが…何処か機能的で効率の良い方法の方が自然と好まれるようになっているんでしょうねぇ。
これから先、表現者はどんな道程を進んでいくんですかねぇ。
常にアップデートしないと…取り残されてしまうのは避けたいものですね。
2024年3月31日