“お笑い芸人”と言う仕事が、辞めにくい仕事であるのには他にも理由があります。
それは…実は結構“潰しの利く仕事”だから。
一般的に言う“お笑い芸人”という仕事は、漫才やコントといった“ネタ”をやる仕事。
名前が知られるようになると、テレビやラジオなどのメディアの仕事がメインになるし、週末になるとその名前を使ってイベントの仕事を増やすことも出来る。
あと昨今はYouTubeの収益を上げることも出来る…これまた知名度がある方が良いと言ってよいと思いますが、昨今では知名度がなくても、自分の特化した特性を活かすことで活路を見出す人も沢山居ます。
また売れていなくても司会の仕事を貰うことが出来ますし、ギャラこそ売れっ子のような額を手にすることは出来なくても、細かな仕事はあったりします。
要はゼロ/ヒャクのイメージが強いであろうこの“お笑い芸人”という仕事は、実はちょこちょこ稼ぐ術もあるのです。
今の私なんかまさにその恩恵を受けている部分もある訳で…知恵や努力は勿論必要なことですが、私の場合で言うなら何より周りの方々のご厚意の賜物で、どうにかやっていけてるのです。
勿論、ご厚意による期待にはしっかり応えなければいけませんが。。。
一方、音楽の場合はというと、これが現実問題として結構大変なんじゃないかと思うのです。
ミュージシャンの方が喋りが面白くて、ラジオのパーソナリティーをやる、みたいなことはありますが、それはミュージシャンとしての特性を活かして、と言えるかというと、そこまで大きな要素とは言い難いんじゃないでしょうか?
勿論根っこにあるエンタメを生業とする際の素養に恵まれている、という部分はあると思いますが、そこまで直接的な話ではないと思うのです。
2024年3月10日