音響効果の住吉昇です。
前回は「DAW」を勉強しました。
今回は楽器やマイクなどのアナログ信号『音』をデジタル信号に変換しコンピュータとつなぐことができる「オーディオ・インターフェイス」について探っていこうと思います。
オーディオ・インターフェイスとは
最初にも書きましたが、楽器やマイクなどのアナログ信号『音』をデジタル信号に変換しコンピュータに取り込むことができるのが「オーディオ・インターフェイス」です。
『周辺機器とコンピュータをつなぐ機器』といった便利な機器です。
なぜ使うのか?!
それでは何故オーディオ・インターフェイスを使うのでしょう。
コンピュータにはよく見るとサイドパネルにマイク入力やヘッドホン端子が付属しています。スピーカーだって付いています。
だっだら「オーディオ・インターフェイスは必要ないのでは…!?」と思う方もいるのではないでしょうか。このコンピュータに付属しているマイク入力はボイスメモ程度のクオリティーぐらいしかないことをご存知ですか!?
それでも十分と思うかもしれませんが、DTMとか放送のレベルとしては使えないレベルなのです。しかも楽器との接続端子はありません。(別にパソコンメーカーを責めている訳ではありません。製品の特性をいっているのです。)
そこで楽器の音を入力するなど本格的な作業をするためには、録音・再生を目的とした専用の「オーディオ・インターフェイス」が必要になるのです。
『特質は高音質!!』
RME Mulutiface
MOTU audio express
RME Mulutiface
BEHRINGER UMC204HD
※筆者が必要に応じて使い分けているオーディオ・インターフェイス
つまり外部機材(楽器やマイクなど)とコンピュータの間に入れて使う専用の機器なのです。
言い換えると、楽器やマイクは「オーディオ・インターフェイス」がないとコンピュータとつなぐことが出来ないということになります。
使い方
使い方はコンピュータとオーディオ・インターフェイスを専用のケーブルでつなぎます。入力端子に楽器やマイクなどの音響機材の出力を、出力端子からスピーカーやヘッドホンへのモニター環境を作ります。出力端子に余裕があれば録音機材をつないでおくことも可能です。ヘッドホン端子は別に専用の端子があることがほとんどです。
これでコンピュータに音を記録(録音)することができ、コンピュータから記録した音を再生することが可能になりました。
接続例
音楽作り・作品作りの出来栄えを考えた場合、オーディオ・インターフェイスがある場合とない場合では、作品のクオリティーに大きく左右するといても過言ではないでしょう。何故か。コンピュータに付いているヘッドホン端子やスピーカーは決して音質が良いとは言えず、細かい音質が分かりづらいからなのです。細かいエッフェクトが決められないなど作業に支障がでることでしょう。
もう一度考えてみましょう。
オーディオ・インターフェイスは音質が良いだけでなく、もっと大事な役割があります。アナログ信号の入力信号をデジタル信号に変換する役割です。また記録したデジタル信号をアナログ信号に変換し、スピーカーやヘッドホンなどから人が聞くことができる『音』として再生する役割があるのですよ。
次回は、コンピュータとつないでみたいと思います。
まとめ
オーディオ・インターフェイスの大事な役割がわかりましたね。さて次回は実際にコンピュータとオーディオ・インターフェイスを使いでいきましょう。
最後までお付き合いくださいまして有難う御座います。
本日はここまでとさせて頂きます。
次回も乞うご期待!
一緒に「今日も元気」にそして「あしたの元気」に繋げましょう!
音響効果・住吉昇