11月15日になりました♪
ブームの直前に当たる2009年の12月…Wコロンは初めての本を出版することになりました。
タイトルは…『なぞかけで「脳活」』。
それは私の力の及ばない発想から産まれた、後のテレビ出演の礎となる書籍となりました。
内容は…謎掛けをクイズ形式にしたもので、〇〇と掛けて、△△と解く、その心は?…その、その心は?の先を考えるというもの。
落ちを考えることで頭の体操を、という…それは私が全く着想しないレベルのアレンジでした。
そのアイデアを提供して下さったのは…インターネット放送局・あっ!とおどろく放送局の社長さんだった、このブログでもお馴染みのエムPさん。
このアレンジはまさに“目から鱗”というべきものでした。
私はこのアイデアを聞いた時、心の底から感動しました!
本が売れる、売れないは素人には想像が及びませんでしたが…とても面白いものになる、新しいアプローチの可能性が産まれる、そして何より自分のエッセンスが含まれた書籍が世に放たれるということに素直に感動しました。
そして…これは私がおじさんだからかもしれませんが、"本を出す"ということに伴う付加価値も大きな魅力でした。
身を寄せていた事務所がもたらすブランドイメージは、大手事務所と比べたら爪の垢にもなりませんでしたし、テレビの出演履歴もようやく『爆笑レッドカーペット』に出られるようになった程度。
あとはナイツの活躍で恩恵を受けていた"漫才協会"に身を置いているということくらい。
とにかく当時の私は少しでも自分たちのバリューをあげることに躍起になっていました。
そんな当時の私の考えに待ったを掛けたのが…根津君でした。
彼は上記のような書籍を出すことについて、「自分の作品が掲載されるとネタが消費されてしまう」ということを言って、自作の謎掛けを書籍に残すことに反対されました。
私自身は全く心配ない話だと思っていましたが…そんな彼を説得して、どうにか書籍の出版に漕ぎつけたことを今でもはっきり覚えています。
謎掛けを書籍化することに猛反対した彼(色んな考えがあって良いと思うので否定はしません)が、今そのことをどう考えているかは知る由もありませんが…私個人としては、全く間違いじゃなかったと確信しております。