STRYPERがクリスチャンであること、これはとても重要なことだと思うのです。
売れるために必要なディテールとして後付けすると、やはり作為的な臭いが感じられると…やはり醒めるのです。
クリスチャンであることがデフォルトで、その上で活動時の軸とすることが大事だと思うんです。
テレビとか観てて、芸人が売れるために後付けでキャラを乗せていることがわかると、やはり偽物感が強くなってしまう。
いや、どうなんだろう…少なくとも私は観てて醒めちゃうんですよねぇ。
あと衣装。
STRYPERがまとった衣装は…黄色と黒のストライプ。
この類稀なるチョイス、この点についても私はとても素晴らしいことだと思うのです。
「黄色と黒の縞々の服着てる…」
敢えてチープな表現にしてみましたが…これくらい明確に言語化できるだけのシンプルさ、これが大事。
私のWコロンにおける演出に関しても“赤チェック”“蝶ネクタイ”といったシンプルさは拘ったところですし、私自身も“赤い帽子”というのは基本形としているのも同じ理由からです。
やっぱり“口コミしやすい”というところも大切なポイントなんですよね。
…とまぁ、そんなこんなであれこれ語って来ましたが…何より大切なのが幹となるアーティストとしての“実力”。
ここが無いと何も無い訳だが…STRYPERには実力も兼ね備わっていたのです。
アルバムやシングルもヒットしたし、勿論ブームなどによって波はあったと思いますが…それでも大きな結果を出した訳ですから、そこは実力あってこその話。
勘違いしてはいけないのは…まず最初に考えるべきはやはりクリエイトするもののクオリティーなんですよね。
そしてその後に全てを考え合わせて世間に打って出る、そういうことなんだと思います。
2024年1月29日