特に大切な気づきとなったのがこの話。
好児師匠は漫才の仕事と同じくらい、“世田谷区議会議員”の仕事にやりがい=喜びを感じていらっしゃいます。
勿論、相方である球児師匠が考える部分は理解出来ます。
これはいつの世もお笑いコンビの永遠のテーマだと思います。
コンビとしてのお仕事に制限が出てしまうこと、これは芸事同士でも有り得ること(相方がピンの仕事をやることに伴う状況)ですし、異業種だからうんぬんはちょっと違うと思ってます。
何が言いたいかって言うと、自分にとって“やりがいのある仕事”は1つじゃない筈、ということなんです。
私自身、番組やイベントの司会は変わらずずっと楽しいし、やりがいを感じます。
ただ、それと同じくらい、BtoBのプレゼンのMCも、セミナーのファシリテーターも、大学やワークショップの講師もやりがいを感じるし楽しい♪
これって誰にでも有り得ることなんじゃないかなぁ、って思うんです。
私の場合、Wコロンを解散することになり、当初致し方ない状況から派生させていった部分は否めませんが、結果的に災い転じて福となり、やりがいがあり、楽しんで挑めるお仕事が増えて…本当に良かったと思います!
2020年…予期せぬタイミングで突如コロナ禍となり、沢山の人たちを不安や絶望に苦しめられました。
芸事で稼ぎを見出して来た人たちの多くが一瞬にして仕事を失い、近しい人たちの中にはバイトを始める人も珍しくありませんでした。
私は本当に運が良くて、レギュラー番組のお話を頂いたり、御縁のある方からYouTubeの話を頂いたりで、コロナに因り困窮することなくここまでやって来られているんですが…私みたいな人は極めて珍しいタイプだと思います。
私自身、既にいわゆる“芸人”と呼ばれるお仕事から、MC業へと基軸を移していたので…エンタメに全振りした状況でコロナ禍に入っていたら大変なことになっていた、とは思います。
最も運に恵まれていた部分としてはやはり、その全てのお仕事が全力で注力出来る、やりがいと楽しみが共存したお仕事だったということです。
今の若い人たちは“仕事”に対して消極的なスタンスの人が多いと聞きます。
まぁ、それが今の考え方なんでしょうけど…せっかくだったら人生のかなりの時間に関わる“仕事”も楽しめた方がより人生も楽しみが増えると思うんですが…好児師匠とお会いする度、いつも楽しそうで、活力が漲っていて…素直に“目標にしたい”と思わせてくれる方なんですよね♪
2023年11月3日