コンビ結成と同時に決まったことがいくつかありました。
まずはこれまでの活動拠点である若手ライブでの活動を継続しつつ、新たな拠点として浅草の演芸場・浅草東洋館での出番が加わること。
前の相方さんには師匠が居て、その師匠のお名前が“Wエース”師匠。
すなわち私も自動的に“Wエース”師匠の弟子になる、そして演芸場での慣習である“一門制度”に則り、私も“W一門”の一員になるという事実。
どうでしょう…想像出来る考え方としては“面倒臭い”“どうでもいい”“(芸人として)売れるのに関係のない話”…そんな風に思う人が多いんじゃないでしょうか?
私は上記のような要素がWコロンに備わることは、とても重要で大切なことだと思いました。
当時で言うところの“うまい事言う”という芸風は必然で生まれたことである。
その必然とは、演芸場での活動も含まれているからであり、その演芸場では伝統的に“うまい事言う”芸に対して極めて好意的である、ということ。
そして自らも“W”を名乗ることも、それはすなわち演芸場でのブランドである“W”を名乗ることが出来るというブランディングに繋がる。
全てが“うまい事を言う”ことであり、演芸場での活動も並行して行っていることを伝える際の“根拠”としてとても大切だと、私は考えました。
私の真意を何処まで納得してくれたのかは分かりませんでしたが…結果そのロジックを全て受け入れてくれました。
STRYPERで言うなら…自身がクリスチャンであること有りきであることはとても重要なことだと思うのです。
そして私がYouTubeにおいて、その“有りき”であることを明確に言及せずにSTRYPERを語ってしまったことは…もう少し配慮した表現にすべきだったな、と反省している次第です。。。
2024年1月28日