先にも紹介した通り、こいる師匠と2人で呑みに行かせて貰う機会は…2回で終わってしまいました。
その2回目にして最後となってしまったこいる師匠とのさし呑みは…ずっと紹介している、私が主催していた『ザイマン演芸会』の2回目が終わった直後。
思い返すとこのあとコロナウイルスが広まり、外で吞むことが憚られるような状況になってしまったので…まさにギリギリのタイミングでした。
『ザイマン演芸会』にご出演後、こいる師匠はいつも打ち上げに参加せず、先にお帰りになるので…細やかながらお支払する出演料は後日、浅草東洋館で出番がある時にお支払いしておりました。
いつもトリ前の深い時間に出られるこいる師匠、出番が終わると…お元気な頃は「木曽くん、今日この後時間空いてる?」といった感じでお声掛け頂き、先述のような方々と呑みに行かせて頂くことが多かったんですが…この日は出番の近しいところに呑みに行かれるような間柄の方が居なかったからか、はたまた敢えてのさしなのかは知る由もありませんが(恐らく深い意味はないと思われる)…2人で行くこととなったのです。
嬉しかったですねぇ、“2人で呑む”っていうのは何だか〔一緒に呑む間柄〕として認められた感じがして…何だか独り占めできる優越感なのか、はたまた“誰にも邪魔されたくない”という独占欲なのか。
あれだけ生意気だった私が…お恥ずかしい限りです。。。
行くお店は…いつものお店、そう…先述の“水口”♪
「好きなもん頼んで♪」
…こいる師匠、ご機嫌です♪
まぐろぶつ、お新香、炒り豚、コロッケ、ポテトサラダ…はい、コピペしております。
でもそうなんですもん、いつもご注文になるツマミは安定のラインナップ。
いつもと違うことがあるならば、こいる師匠が満足された後に控える者が私しか居ないことくらい。
『ザイマン演芸会』での私との漫才の話は全く出ません。
芸事の話と言えば、昔の話か最近の漫才協会の話。
あとはやはりお相撲の話とか…このいつもと変わらない感じがたまらない!
全く同じ話ではなく、毎回何かしら初めて伺う話が出て来るのです…奥が深いですよねぇ。
そしてこの時は…確かPM6時半くらいになり、こいる師匠からこんな一言がありました。
「今日はこのあと何かある?」
「何もないです」
「じゃあもう1軒こうか!」
!!!!!!
さすがに“はしご”は想像しておりませんでした…だったこれって“もう少し木曽さんちゅうと呑みたい”と思って下さってるってことですよね??
「どちらにされます?」
2023年08月26日