多忙にかまけて…完全にブログの更新が止まってしまいました。
そんな矢先、かねてから叶えたい企画があるんですが、ようやく少しですがお力添え頂ける方と出逢いました!
そこで…その企画を実現する際にリクエストとして頂いていたものがありまして、今日からその話について綴らせて頂きたいと思います。
…なんのことか分かりませんよね、すいません。。。
漫才協会に身を置いて20年の月日が経ちました。
私が入会した時は、まだ名前も“漫才協会”ではなく、“漫才協団”という名前でしたし、今は亡き師匠方が沢山いらっしゃいました。
当時は〔どエラいベテランがいっぱい居るなぁ〕なんて思っていたんですが、よくよく考えたら、自分自身がそのような年齢になっていることに気付きます。
私が入会した時が33歳の時。
初めて仲良くして下さった師匠がおぼん・こぼんのお二方だったんですが、そのおぼん・こぼん師匠の当時の年齢が55歳。
そう、今の私の年齢が53歳ですから…さほど変わらないのです、驚愕。。。
人生あっと言う間です。
気付いたら自分自身が〔どエラいベテラン〕と言われてもしょうがない年齢になってしまっているのです。
この20年の間、色んな師匠方と出会い、別れて来ました。
その度感じるのです…漫才師の悲哀を。
漫才師という職業は1人では成立しません。
コンビでやっていても、1人が活動出来なくなってしまうと、もう1人は“漫才師”としての活動が出来なくなってしまいます。
まだご病気で療養といった理由であれば、いつか活動を再開出来ることを目標にすれば良いのですが、これが亡くなられてしまうと…もう二度と活動が出来なくなってしまうのです。
ここまでそんなある種残酷な状況に何度も直面して来ました。。。