今回の企業研修のテーマは“人材のマネジメント”。
私の世代は…いちいち指導しない、学びたければ自分で学ぼうとするし、出来て当たり前、出来なければ厳しく叱る、もしくは切る…これは自分より後輩にあたる人に対する接し方。
でもね、今、このアプローチで後輩と接すると…“パワハラ”呼ばわりされかねない。
指導するっていうのは興味があってこその話だし、私自身興味が無ければもうスルー。
そこには“思い”があるからこそなんだけど、そこを理解出来ない人に、それを超えてまで疎ましがられながら…こっちにとってデメリットしかない訳です。
故に…相手にしない、スルー、自分でやった方が早い…そのような考えの方が結構いらっしゃって。
実は私もとてもよく理解できるのです。
良かれと思って言ったことがただただ逆恨みされるなんて、バカバカしくてやってられない。
ただ…これが組織となるとそうも行かない訳です。
以前レギュラー番組のMCを持たせて頂いていた時…ちょっと天然のディレクター君が居まして、私の曜日の担当になりました。
番組のプロデューサーさんが「木曽さんなら巧くやってくれると思って。すいません。」といった感じで、私としては光栄と言って良いのか?
自尊心を傷つけないようにしつつ、上手く持ち上げながらやっていたのですが…ゲストに対応が失礼だったので、さすがに黙ってられないとばかりにまぁまぁの厳しさで注意しました。
私は若い頃から気を付けないといけないことがあって、それは“私が本気で怒るとかなりの圧力を掛けてしまう”こと。
風貌もいかついし、身体もデカいし、声もデカいし、そのフェーズになるとガラも悪くなってしまう。
一度楽屋でコントの中で後輩に怒るようなフリをやったら、その後輩くん本気だと思っちゃって手がぶるぶる震えてコントどころじゃなくなってしまったことも。
これ、芸人としてはかなりの致命傷ですけど(^^;
“上司”と“部下”、“先輩”と“後輩”、“年上”と“年下”…今の時代、むしろ気を使うべきは“上司”であり、“先輩”であり“年上”の方。
何故なら何か立場に乗じたことが不快に思わせるような着地になってしまったが最後、その先には“パワハラ”というキラーワードが待っているから。
ネットの誹謗中傷もそうですが、全く価値観どうなってるんだろう、という感じ。
私自身色々考えさせられることもありつつ…笑いも交えながら楽しく7時間の研修を終えたのでした。。。