8月14日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
若手芸人のライブシーンで約10年。
“若手芸人”なんて名乗ってますが、その実“芸人”なんて名乗れるような仕事は全く出来ておらず…その中ではテレビに出たり出来ていた時期もあるにはありましたが、結局その時期だってバイトを辞められたことはありませんでしたし、街を歩いていても気付かれたこともなし。
とにかく“芸人”と名乗ることは、自己申告によって発生する周りの忖度を伴わないと許されない状況。
言い換えると“胸を張って芸人と名乗れない”10年間だった訳ですが、この浅草の演芸場での活動が加わることが何かしらのカンフル剤になればイーな、そんな気持ちもありました。
一方で…“寄席”“浅草”“演芸場”“師匠”といった関連ワードに対して、様々なネガティブなイメージがあったことも事実で。
例えば“演芸場みたいなところに出入りしていると売れない”というもの。
演芸場は完全にレイドバックした、新しいものを産み出す気概のない場所で、テレビ関係の人は“演芸場に出入りしている”というだけでもうリストから外してしまう、みたいな感じ。
そんなイメージはナイツの2人の力で完全に覆した訳ですが…実は私も浅草に出入りする前は〔演芸場の空気に染まったら売れへん!〕みたいな気持ちを強く持っていました。
間違いじゃない部分もあるんですけどね、結局確固たる“個”があれば、周りの環境なんて関係ない筈。
今となっては若手と言われる人の方がマジョリティーになっているので、もはや古いみたいなのはなくなりましたが…。
それ以上に最もネガティブなイメージが…“礼儀に厳しいところ”というもの。
浅草の演芸場はとにかく礼儀に厳しくて、何か粗相を犯すとこっぴどく怒られる、故に…面倒臭いところだ、と。
そして浅草に出入りするようになると…様々なしきたりに直面したのでした。。。