5月10日になりました(^^)
PICTURE:SPECIAL THANKS マルベル堂
父ちゃんが愛するわが子4人に伝えたいことを綴ってます。
今日、伝えたいことは…“誰しもにいずれ訪れること”。
今日の父ちゃんはね、午前中に新橋で初めて会う方と打合せ。
とても良いお話が聞けたあとは東京ビッグサイトに移動して、明日から3日間開催する催し物のリハーサル。
最後は芸人仲間のロケット団の三浦さんと音声配信の録音、そしてYouTube用の撮影をして終わりました。
今日はそんな1日の中の、新橋でゆりかもめから銀座線に乗り換える道中でふと甦った思い出について君たち4人に伝えたいことを綴りたいと思います。
ゆりかもめを降り、銀座線は地下鉄なので…地下街を移動中、地下にある総武快速線の改札前。
ここで父ちゃんは…今から10年くらい前、亡くなった父ちゃんじぃじ(父ちゃんの父ちゃん)と待ち合わせて御飯を食べたことがある場所でした。
父ちゃんじぃじはずっと単身赴任で…父ちゃんが芸人になるために地元の神戸から東京に出るまでの間、約10年もの間、殆ど会う機会がありませんでした。
そして父ちゃんが東京に出てお笑い芸人を目指し始めたのがキッカケとなり、再び小学生の頃以来になりますが…時々会うようになりました。
10年以上振りにガッツリ会うこととなった父ちゃんと父ちゃんじぃじ。
月日というのはある意味残酷で、その時久し振りに見た父ちゃんじぃじは…小学生の頃の(父ちゃんの記憶にある)父ちゃんじぃじとは異なる姿でした。
それは…小学生の頃に抱いていた大きくて迫力のある父ちゃんじぃじではなくて、髪の毛の殆どは白髪になっていて、背丈も…これは父ちゃんの身長が伸びたこともあると思いますが、心なしか小さくなったように感じました。
ショックでしたね。。。
ただ、親子の関係というのは結局“血が繋がっている”という抗いようのない事実であって、とことん無縁にはなれなくて…最初、お互い何処か遠慮し合っている感じだったんですが…気付いたらその隔たりも気付いたらなくなっていたのですから不思議です(…これはあくまで父ちゃんの話ですが)。
色んな話をしてその日は分かれることになりました。
その時…先程綴った地下にある総武快速線の改札前で、父ちゃんは父ちゃんじぃじを見送ったのです。
その背中が…とても小さく感じました。
背中が少し丸まり、若い頃よりも贅肉が落ち、少し干乾びたようにも見えて…父ちゃんはそんな父ちゃんじぃじの背中を見て、何だか分からないけど涙が溢れて来ました。
今思うと…父ちゃんじぃじが64歳か65歳かの時の話です。。。
【明日に続く】