3月22日になりました♪
今思い返して…ようやく見つけた“効果音1人コント”を全否定された時に、よくその事務所の出入りを諦めなかったな、と思います。
それから…何をやればイーか、迷走が始まりました。
そんな中で1本、自分なりに納得する出来の1人コントが出来ました。
設定は…デッカいヘッドフォンを付けたキャラ設定の寒いピン芸人。
このネタをネタ見せでやり、手応えを確かめることにしました。
ネタ見せという場所は、同業でありライバルが観ている中でネタを披露することが多い。
これは実にやりにくいものなのです、何故なら観ている人はライバルであるが故に基本“お手並み拝見”的な目線で観ているし、もっと言うなら“笑ってたまるか”“笑ったら負け”みたいなメンタリティーで居るので…笑いを取るのは実はハードルが高いのです。
そんなネタをやるには厳しい環境の中で笑いが来る際のパターンは…主に2つ。
1つは…“よくそんなネタやるなぁ”といった類いの場合。
かなり刺激的な、変な、内容の時にこの笑いが起こる。
それは時に“リスペクトの気持ち”であったり、時には“面白いけど、そんなネタで売れないでしょ”といった意味合いの時もある、ある種の嘲笑ですね。
後者に関しては、この芸人の見立ては誤りであることも少なくなく…売れ線のフォロワーとなるようなネタをやっていることこそ、最も危険であることに気付いていない芸人が実に多い。
芸人が活躍の場を見つけるのには“唯一無二である”ことがとても大切なのです。
そしてもう1つは…“ハードルを越えて笑ってしまう”パターン。
これは何より素直に喜ばしい。
芸人仲間に“面白い”と思わせることが出来た訳ですから。
前置きが長くなりました。
自分なりに納得した1人コント。
ネタ見せでやりましたところ、観てた芸人たちも笑ってくれました!
その笑いは…私の見立てが間違いじゃなければ後者、すなわち素直に笑ってくれた筈。
実際、ネタをネタをやり終わった後、何人かの芸人から「今日のネタ、良かったすよ」「面白かった」と言って貰えたので。
信じるものはまず己であることは間違いありませんが、それでもやはり他者からの称賛というのは何より励みになります!
ところが…またもやネタ見せでNGを出されてしまいました。。。
この時、私は何をやれば良いか全く分からなくなってしまいました。。。