9月10日になりました♪
今週の月曜日から綴らせております通り…私が籍を置く漫才協会の名誉会長でした、内海桂子師匠が8月22日に亡くなられたことを偲び、
…以前漫才協会のコラムに寄稿したものをリライトして再掲させて頂いております。
今日はその第4弾!
そもそも何故、内海桂子師匠は97歳になるまでバリバリの現役で居られたのか?
今回は“内海桂子、その衰えを知らぬ?活力の源を探る”と題し、不老不死に最も迫った漫才師・内海桂子師匠について、私なりの考えを綴りたいと思います♪
私、思うんです。
桂子師匠、実はご本人がご自身の年齢を…忘れちゃってたんじゃないか、と。
人間って、歳を重ねる毎に新しいモノにチャレンジすることが億劫になって来る生き物じゃないですか?
スポーツは体力的にしんどい、パソコンは操作がややこしくて面倒、スマートフォンなんてもっての外、字は小さくて見えないわ、タッチパネルの操作は言う事聞かないから嫌になっちゃうわ、、、これって完全に加齢に伴ったあるあるネタ。
じゃあ、桂子師匠はどうだったかと言うと… 何と!Twitterをやってらっしゃるんです!!
Twitterをやってらっしゃるということはですよ、すなわち少なくともパソコンかスマートフォンと無縁ではないということなんです。
いやいや判ってますよ。
ぶっちゃけると…そこにはご主人でありマネージャーさんでもある成田さんの存在は見逃す訳には行きませんが…とにかく凄い。
桂子師匠、Twitterを始めたのは2010年、御年87歳から!
私事で恐縮ですが…私、木曽さんちゅうがTwitterを始めたのは2015年から。
40代でも億劫だったんですから…まさに筆舌に尽くし難いレベル!
桂子師匠、驚愕の超攻撃的発想の持ち主である。
他にも…2012年にはAKB48時代の前田敦子ちゃんのソロシングルのMVに出演したり(89歳)、あした順子師匠とユニット的な形で演芸番組に出られたり、ナイツとの共演だって変わらないペースで出続けていらっしゃいました。
別に演芸の仕事だけで充分需要がある方だし、敢えて新しいチャレンジをしなくても良い、守っても良いお立場の方やと思うんですが…それだけで良しとしない。
当然何でも断らずやる、という意味ではないんですが、そこにやる意義を見出せたならばチャレンジする、そんな感じなんじゃないでしょうか?
何だか”信念”のような厳めしい感じではなく、あくまで自然だからイーんですよねぇ。
さてこの桂子師匠の驚愕の超攻撃的発想の源流を明日、紐解いて…今回の桂子師匠への哀悼の意を込めたブログを締めとさせて頂きたいと思います。
【続く】