おすすめ音楽ビデオ
ベストテン 日本版!
今週は、宇多田ヒカル、ドミコ、橋本絵莉子、あいみょん の4曲が登場!そろそろ、チャートを見ても…コロナ=リモート 的な映像が減っていくトレンドが見受けられます。さて、次の一手は…!?
そして、
今週もっとも多い「191,842 回という1日あたりの再生回数」を「回した」のは、どの曲!?
さて、突然ですが…新連載コーナー! 川村ケンスケの…
「1分で伝えたい!今日の音楽雑事」
として、今回論じるのは…
【ドライブイン・ライブ は、音楽業界を救うだろう】
というお話。
いま、(我々の世代…には懐かしい、と言ってもいい)
ドライブイン・シアターが、復権の兆し。
「三密」を避けつつ、人と人が集まって楽しむイベント事としての「映画鑑賞」を実施する方策として、駐車場で巨大スクリーンで映画を上映・観客はクルマで来場して、車の中からその映画を見る。
その形式を「音楽のライブでやったらどうか?」というアイデア。それが…
「ドライブイン・ライブ」
なわけです。
緊急事態宣言前から、このような企画をいくつか練って、提案しておりました。全ては
「コロナ共存世界で、音楽のライブをどのように実施するか」
「それが、自分の今の仕事の将来のあり方に直結している」
その思いを元に、考えておりました。
いまや、その「クルマでライブ会場にやってきて、クルマの中からライブを見る」というスタイルも、実現させようとしている人がちらほら…うれしいことです!
わたくしの考える「ドライブイン・ライブ」は…
★会場内には「大音量」が出ない。
したがって、街中でも実施可能。これが、キモ!
これは、全ての楽器を「ライン」(簡単にいうと「線をつないで」)、会場ではスピーカーで音を出さず、直接聞きたい人に届けることで、可能にする。
例えば、ドラムも基本的に「生ドラム」ではなく「電子ドラム」にする(都市型のショッピングモールのイベントスペースで採用されている方法です)
会場側に人が集まっても、演奏風景「だけが見れて」、音は「聞こえない」という方法論です。
★そのライブの音は…
①FM放送の形でクルマの中へ(一番スタンダードな方法)
(しかし、これ、近くに来れば音が聴けてしまうデメリットがある)
なので、もしくは…
②レコーディング機材レベルのスピーカーなどを貸し出し、クルマの中にそれを入れ込んで、最上級の音でクルマの中で楽しむ。
★クルマのない人は、レンタカーでも。
これを推し進めると、レンタカー会社と組んで、例えば「タイムズレンタカーでしか見に来れない」「トヨタのサブスク・KINTOでクルマを借りたら、見に来れる」という新たな「スポンサードの形、ビジネスの組み方」もありえるかと。
★映像収録も同時に。ドライブイン・ライブ会場から、その映像を「ライブ(生)」で、インターネット中継。
全国の選ばれたライブハウスで、プレミアム生中継。「三密」を避ける条件で、例えば「ひとつのライブハウスで5人だけ」お客さんを入れる。そのかわり、チケット料金が通常より高く、お土産付き、かつ、ライブを全編、ライブハウスの大音量と大スクリーンで見ることができる。
YouTube等の無料ライブ中継は、アンコールは放送しない。
これで「ライブハウスの活用」も見込む。
★会場では、アメリカのドライブインよろしく「デリバリー・ガール&ボーイ」がクルマのドア外に食事や飲み物を配達!
以上、都市型開催も可能な「三密回避の、ライブ」です。
実現すべく、頑張ります。
「音楽雑事」ご静読感謝!… ということで、
そろそろ今日のチャートをご紹介。
(このチャート決定のルールは、第1位の後に…)
では、始めましょう!
おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版 2020/6/18(木)。
今週の第10位!
2020/6/7 公開
6/18 23:45 時点での、総視聴回数 16,530回。
平均視聴数 1,377回。
kobore で「FULLTEN」。
メジャーデビューを控えたニューカマー。メンバーをバラバラに撮影して組み合わせた、コロナ時代の構造…っていうか、それって普通のMVじゃん!グループショットがないだけで…そんなことにいまさらながら気づかせてくれた作品です。リモートライブが流行っている昨今、MVそのものの構造にも想いを馳せる日々です。
今週の第9位!
2020/6/3 公開
6/18 20:35 時点での、総視聴回数 22,484回。
平均視聴数 1,405回。
橋本絵莉子 で「うらやましいひと(Demo)【360°VR】」。
元・チャットモンチーの橋本絵莉子の作品、これ、抜群です!
なにしろ、この「自宅・リモート」表現のなか、その「自宅感」を逆手にとって360度の映像にしてる!
もちろんいろんなギミックが投入はされていますが…いま、MVでやるべきいろんな要素がうまく処理されて入ってる気がする。なにしろ、360度、自分で見るアングルを決めれるというのが、いまの「自粛」状態にぴったりだと思うのです!
今週の第8位!
2020/6/12 公開
6/18 23:02 時点での、総視聴回数 10,598回。
平均視聴数 1,514回。
ドミコ(domico) で「化けよ(BAKEYO)」。
アート感満載!いいね!終盤にメンバーの姿も出てきますが、そのデザインが全体のコンセプトを崩していないのも、最高です。必見!
今週の第7位!
2020/5/20 公開
6/18 23:46 時点での、総視聴回数 91,064回。
平均視聴数 3,035回。
valknee、田島ハルコ、なみちえ、ASOBOiSM、Marukido、あっこゴリラ で「Zoom」
まさしく、イマドキ!Zoomを模した画面構成と、比較的「ルーズ」に加工された映像の「チープさ」も、かっこいい要素です。映像とは、綺麗で美しく、ある必要はない!ということですねー。
今週の第6位!
2020/5/19 公開
6/18 23:46 時点での、総視聴回数 101,007回 。
平均視聴数 3,258回。
milet で「『Parachute』teaser(1st full album『eves』)
milet、いつも注目していますが、このティーザー映像は、文字や出し方のセンスが良かった!まあ、英語だからなあ、というのはあるが…。日本語でこのかっこよさってできるのかな…。毎回例に出しますが、この手の「文字やデザインのセンス」の秀逸なMVは、何と言ってもこれなのです!
MONDO GROSSO featuring BoAで「Everything Needs Love」!
この曲、この日のブログで取り上げました!
ぜひご一読を!
今週の第5位!
2020/5/26 公開
6/18 23:47 時点での、総視聴回数 109,785回。
平均視聴数 4,574回。
くるり で「心のなかの悪魔」
未発表曲を集めた「緊急発売」的なニューアルバムからの一曲のようです。
そして、このMVに関しては…
ミュージックビデオでは、楽曲に着想を得た漫画家・鳥飼茜がネームを書き下ろし、映像のテーマとして使われています。同じく27日オープンとなる特設サイトでは、ネームの全編が公開されます。(くるり HP より)
とのことで。
私は「もしかしたら、どんなものを作るのか?という『コンテ』は描いたが、こういう時期で撮影がままならないので、撮るべき映像をその『コンテ』のままMVとして仕立てた」と思っていたのですが、今の段階では「このような作品」のようで、それも素敵だな、と思って、見ました!
映像のありかたは、動画に限らない!
今週の第4位!
2020/6/7 公開
6/18 23:48 時点での、総視聴回数 72,580回。
平均視聴数 6,048回。
LOVE PSYCHEDELICO で「Swingin'」。
デリコ節全開!イントロ映像がハワイアンって、それでいいのか?サビ?Bメロ?からコーラスていうかサビ?へのアレンジが素敵…って音楽の感想ばっか書いてしまったが、映像も、デリコさんがこうしてくれると、みな、色々やりやすいねえ(笑)。音が音として成立していると、こんな映像でもあんな映像であっても、その向こうにいる二人が見えてくる気がします。最高ー。
今週の第3位!
2020/5/31 公開
6/18 23:42 時点での、総視聴回数 120,094回。
平均視聴数 6,794回。
宇多田ヒカル で「誰にも言わない」。
構えていない、格好つけていない、そこが全てですね。ここのところ紹介し続けたたくさんの「自宅から」「リモート」の音楽関係の映像のあり方、それを鑑みるに「やはり、こういう感じの」映像が、オネストで真摯な、かんじがするかな。どうでしょう?
今週の第2位!
2020/6/3 公開
6/18 23:48 時点での、総視聴回数 3,038,842回。
平均視聴数 189,927回。
ヨルシカ で「春ひさぎ」。
「ひさぎ」とは?
どうやら秋のもの?ということで、それに「春」をつけるところは「ネジレ」ですねえ。
歌詞というか、詞?もしくは詩、というか文学?の素敵なところは、このように「本来なかった組み合わせで新たな意味を作っていくこと」と見つけたり。
井上陽水の「少年時代」にも出だしに「夏が過ぎ 風あざみ」という一行がありますが、「風あさみ」という日本語はなかった、というハナシも。
…てな理由で、この曲をセレクトしました(笑)!
そして!
2020/6/18(木)おすすめ音楽ビデオ ベストテン!日本版」…
今週の第1位!
2020/6/16 公開
6/18 20:28 時点での、総視聴回数 575,527回。
平均視聴数 191,842回。
あいみょん で「裸の心」。
むむ?ワンカット?(なのに、スタッフクレジットには複数のカメラの存在が示唆されていて…撮影はしたけど「やっぱワンカットじゃん?」って話になったのかな)
まずは「あまり顔が見えない」というのがいいですね!暗闇に一筋の光、垣間見えるあいみょん…いいじゃないですか!
徐々に明るくなってくると、顔も見えてくる…バスルーム?シャワー?
ここまでくると「もしかして、恋が終わる悲しさを『シャワー=水=涙』で表現?…ということはシャワー出して、濡れながら、なのか?」と思って見てたら、
3:18あたりで、あいみょん がシャワーのコックをひねる…濡れながら…あいみょん はひとまず「歌わない」ので、おお、よかった…!歌ったらなんか「やらせてる感じ」だもんね。でも、最終的には、濡れながら歌うんだよなあ…ちょっと残念。はじめの「見えない感じ」から、最後はやや普通の演出に終わったところが惜しいなあ。で、最後、歌終わりで「落ちてしまったピアス?」を拾って、このバスルームを出ていく、という…そっか、バスルームはセットだったのか…だったら、シャワーに濡れる、というリアルな演出ではなくて、セットのバスルームならではのなにか、があったらよかったのに…と、少し「噛み砕かれてない演出」が残念な気がしました。あいみょんだけにね!
…という結果でした!
あいかわらず、非常に「私的なチャート」ですので…閲覧にご注意(笑)。
なお、このチャートは、日本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオで、
★『おすすめ音楽ビデオベストテン!』
を作ってしまおう!という、大それた(笑)企画。
その「ルール」は…
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の YouTubeアカウントに「おすすめ」等々の形で現れた「音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ」のなかから、
★川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkk の 視点で選んだ「10曲」の中から…
★「公開開始日」が、今日から「1ヶ月以内」という条件で(これは、若干伸び縮みします…)
★「総視聴数」を「公開されている日数」で割って…公開からの「1日平均の視聴数」を割り出し、
★その数の多い順で、チャートにしたもの!
…です。
総視聴数と、1日あたり視聴数、それらの数字の「印象」の差なんかも、ちょっと感じられて、なかなか面白いチャートです!
わたくし、映像大好き a.k.a 川村ケンスケは、2019年は…
に出演しました。
そして…同じく2019年2月には、同じくJ-WAVEにて…
「おすすめ音楽ビデオ ベストテン 日本版」! のラジオ番組が、 わたくしのナビゲータで放送されました!嵐や安室奈美恵やスカパラのMVの制作秘話も!内容、こちらに再録!
…という意味でも、注目のこのMVチャート。
あくまで、冒頭に書いた基準にのっとっており、意見には個人差があるということで。
一つの「音楽」「映像」の見方として、捉えていただければ、と、思っています!
BRUTUSさん…サンレコさん…ベストヒットUSAさん…こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
…こういう風に、いろんな「観点」から音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!かつては、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この【おすすめ音楽ビデオ!】を書いています。
なお、
わたくし「映像大好きkk」は、こういうブログを書くことが専門!というわけではなく、
いろんな種類の映像を作る仕事をしております。
音楽ビデオやCMが主な主戦場ですが、それらをYouTubeのプレイリストにしました。
お茶やお酒のお供に、ぜひどうぞ。
そして、
こちらでも、映像にまつわるブログ、書いてます。
『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)
ここでは、映像大好きkk以外に、イケてる大人たちがイケてる記事をどんどんアップしています。
ぜひどうぞ!
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」しています。
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