2月16日になりました♪
私のTwitterでご報告したんですが、私の父・林 正(はやしただし)が亡くなりました。
74歳でした。
まさに“仕事人間”だった父。
口を開けば仕事の話、まだ父が働いていた頃は特に…仕事の話ばかりの人でした。
色々大変なこともあったでしょう、しかしながら弱音的なことは吐かれたことが記憶にありません。
仕事に対する強いこだわりがあったからでしょうか、、、私自身若い頃は理解出来ておりませんでしたが…私もこの歳になり父の偉大さようやく理解出来るようになって参りました。
そんな仕事人間だった父が、大病を患いました。
病名は…胃がん。
今から1年半くらい前の話でした。
最初、その病名を聞いた時は自分の耳を疑いました。
しかも状況は極めて深刻で、ステージ4という、ぶっちゃけもう手の施しようのないレベルの進行状況だったのです。
泣きました。
初めて父のことで泣きました。
しかしながら私自信、父の前では気丈に振舞ったつもりです。
バレてたと思いますが…駄目ですね、そんなんじゃ映画になんか出ちゃいけないですね。
それでも父はしばらく仕事を続けました。
体調も芳しくないのに、、、不器用な人でした。
それでも何度か倒れ、結局これ以上いると会社に迷惑を掛けてしまうし、結果会社を辞めることになりました。
本人の気持ちは察するに余りあります。
仕事一筋だった父に、新たな生きがいが見つかりました、それは…
私の子供たち、つまり孫4人が父の新たな生きがいとなりました。
息子である私と会ってもそんなに嬉しそうにしないのに、孫たち、あと厳密にいうと私の妻と会ってる時の楽しそうな顏ったらもう、何と言えばいいのやら(^^;)
考えたらキリがありません。
もっと孫たちとの楽しいひと時を作るべきだった。
私自身、もっと父にやってあげられることがあったと思う。
亡くなる前に生まれ故郷の淡路島に連れていったやりたかった。
高校球児だった父に大好きな野球観戦に行きたかった。
もっと父自身にやりたいことを聞いて、それを叶えてあげたかった。
何やろなぁ、、、もう本当に考え出したキリがありません。
でももう父は帰って来ません。
この現実はとても悲しく、そしてとても重い。
滅多に喜びを表現しない父でしたが、そんな中でも私がWコロンでようやくテレビに出られるようになった時は本当に喜んでくれました。
一度だけ番組の企画で父にテレビに出て貰ったことがありまして、その時は「参ったよぉ、何処に出張行っても“テレビのスターが来た”っていじられんねん」なんて調子乗ってたこともありました。
「相談がある」なんて連絡があって、会ったら大量の色紙を持って来て「お前のだけでエーからサイン貰えんやろか?」なんて頭下げられたり。
でもその後、、、テレビの露出が減って、そんな時は一切私に文句をいうことはありませんでした。
世間って残酷やから、嫌ないじられ方されることもあったんちゃうかと、、、実際聞いたこともありましたが「そんなんある訳ないやろ」と一蹴されましたが。
そして新しいコンビ・ケンメリを組んだ際は「どうや、行けそうか?」なんて感じで様子聞いて来たり。
少しでもケンメリとしての活動、いや活躍を見せたいとハイペースで取り組んでいたんですが…間に合いませんでした。
とにかく悔やんでもしょうがない!!
最後、格好よく見送りたいと思っております!!
今日午前中、お世話になる葬儀屋さんで色々とお打合せして来ました。
遺影に使う写真を探してまして、晩年のとても素敵な私と父の2ショットの写真が見つかりました。
妻に感謝です、私自身、こんな写真を撮ったこと全然記憶になかったので(-_-;)
また改めてコチラのブログで紹介したと思います。
通夜が19日、葬儀・告別式は20日となりました。
まずはそこまでしっかりやりたいと思います!!
最後にこれだけ言わせて下さい。
林 正は私が心から尊敬する、偉大な父親です!!
今まで本当に有難う、そしてお疲れ様でした!!