左:裕子さん / 右 : 新藤さん
に ん げん か ん け い と ふぁっしょん
他人の家族を撮るのは22年の人生で初めてでした。
音楽家・上林裕子さんとの出会いは、2年前。
パリの空港の荷物案内の掲示板前だった。
荷物案内前に、
YSL ハンドバッグにキャメルのコートを着たお洒落な女性の姿を今でも鮮明に覚えています。その女性が日本人だとすぐに気づいた僕は「荷物あっち→ですか?」 と尋ねました。
初めてのパリで、正直"不安"だったことも関係しているのかもしれません。
自分はよく1人で色んな国に行っているが、決して心細くない訳ではないのです。
(そこにファッションショーが無いなら僕は外国には行かないと…思う)
日本で急に知らない人から話しかけられた人は、大抵警戒しますよね。
それは、街中でお洒落な人を撮らせてもらっている時に痛感したことで、
元々人見知りだった僕はその壁を数秒で壊すのに人一倍苦労しました。
だが、ここは異国 パリなのです。
そんな壁はマジックのように消え去っていて、
裕子さんは「そうよ、一緒にいきましょう」と
(まるで心細い僕の心を見透かしたように) 助けてくださったのだ。
お互い荷物を受け取った後。
裕子さんは、「実はパリに住んでるの。中心地まで一緒に乗って行きますか?」とタクシーで中心地まで僕を送ってくれたのです。
乗車中、ファッションの話をたくさんしました。
朝4時だったのにも関わらず、その話を聞いて熱くなったのは今でも覚えてます。その話をしていた際、ホテルのチェックイン時間が昼の12時だったことにふと気づき、プチパニックに。
その時間、特に1人は危険だと思い、裕子さんに相談しました。 すると裕子さんは、「長時間のフライトで体も疲れているから家で休んでいっていいよ」と言ってくれたんです。
お言葉に甘えてお昼まで休ませてもらうことに。
起床後、焼きたてのパンとチーズをご馳走して頂きました。
そしてホテルまでの道のりを教えて下さり、簡単にホテルに着くことが出来ました。
その後、僕がパリに行くと、裕子さんと夫の新藤さんは、
ホームディナーに誘って下さいます。
外では食べることが出来ない家庭ならではの美味しいフランス料理に、ファッション・アート・インテリアの話で、そんな時間は楽しく、あっという間に過ぎていきます。
自分は人間関係で行き詰まった時、
裕子さんと新藤さんの暖かい心を思い出すと、前向きになることが出来ます。
僕は小さい頃から人に理解されないことが多く、そのせいで悩むことも正直多かったと思いますが、人間関係のせいで生きることを諦めないでよかったと今ではそう思います。
絶対に!自分を支えてくれる人に出会えるので、安心して下さい。
学生時代、夢見たパリコレに行くことを葛藤の中実行したことが、今の支えになりました。
そういう出会いを繋げてくれるから、"ファッションって凄く" "夢がある"と思います。
僕の場合、ファッションを一歩踏み出して追い求めたら、もっと×2! 素敵な出会いがありました。
自分との葛藤があると思いますが、皆さんも
"一歩" 踏み出してみてはいかがでしょうか?
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